ケアネット徳洲会ブログ

同窓会&サービス担当者会議

2017年07月17日

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こんにちは。

毎日暑い日が続きますね”(-“”-)”

この暑さで普段は散歩することが好きな入居者様も、今日は『中で散歩する~。』と言われ外には出られない日々が続いています。

ブログを読んでくださっている皆様もどうか熱中症、脱水症状にならないようお気を付けくださいね。

 

 

 

 

さて、今回のテーマですが、今回はご入居されているS様の企画に特化させていただきました。

現役時代、高校の先生をやられていたS様。

その教え子さん達から

『先生のご負担にならないようアンリでやらせてもらえないしょうか?』

という幹事様のご提案により、

高校の同窓会がアンリで開かれました~(^^)/

 

 

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アンリブログ愛読者様にはもうお分かりですね♪

 

実はS先生を交えての同窓会は今回が2回目となります。

 

その時のお写真がこちら↓

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しかし今回の同窓会は前回の同窓会と違う高校の生徒さん達です。

実際に来て下さるとは思わなかったようで

『生徒さん達が会いに来てくれましたよ』とS様に伝えると『えーっ、嘘だろ??』と驚かれていました。

 

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拍手でお出迎え

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S様の乾杯の挨拶と簡単なスピーチが始まりました。

 

 

[今日はこんなに集まってくれたことにびっくりしています。

私もここに入りましたが何とか元気にやっています。

新聞も取ってはいますが読めなくなってきたり、TVの方も見る気が起きなくなってきました。

これが老化なのかと感じています。刺激がないといけないなとは思っていますが思っていても昔のようにはいかないんですよね。

確かこういう同窓会は前にもあったような気がするんですが…あれ、あの時はどうだったかな?]

 

しばらく考えられて

…ここで無念のタイムアップ!!

 

 

幹事様から

『先生、先生の話が長すぎてビールの泡がなくなっちゃいました!』と乾杯はまだかとの催促が…|д゚)

 

S様

『あー!申し訳ないね!じゃあ乾杯ー!!』

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場内大爆笑の中、同窓会が始まりました(^^)/

 

 

ここからは生徒様と先生で楽しんで頂き私は退きました。

 

 

後ほど生徒様に『S先生って教員のころはどんな先生だったのですか?』と尋ねました。

生徒様『ちょっと変わってて面白い先生でした。進路相談とかをすると、知らん、自分で考えなさい!と言って突き放されたかと思えば“微分積分”の質問をしたら急に活き活きして熱く教えてくださったり。数学の授業の時は楽しそうに、教えてくれていました。』

 

なるほど。

自主性を重んじる高校だったからこその先生の対応だったと思います。

しかし同窓会を先生を交えてやることもすごい事ですし、先生が住まれている事にわざわざ来て下さるのも(東京⇒茅ヶ崎がほとんどです)

全て先生に思い入れがなければできないことだなと思いました。

 

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S様

生徒様

また次回もアンリを会場にしていただけたら私たちも嬉しいです。

本当にありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてちょっと施設内の会議風景をご紹介。

こちらはそのS様のサービス担当者会議の様子です。

 

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おや、会議と言いながらアルコールが…

 

 

実はこちらサービス担当者会議でもありますが、S様の親睦会を含めたものとして企画しました。

 

よく娘様とお昼を食べに出かけられるS様。

しかし、アンリ企画の外食ツアーにお誘いしたところ

『いや、行かないよ。』

と断られることがありました。

 

 

スタッフから『娘さんとは食事に行ってくれるのにどうして私達とは行って下さらないのですか?』と伝えると

 

『職員とは気を遣っちゃうから疲れるんだよ。』と。

 

 

そうでしたか(^-^;

確かに他人と行くのと娘様と行くのでは違いますよね…

 

 

ならば、スタッフとS様の距離を縮められたらいいね。

 

 

S様の好きなお酒をスタッフも娘様も一緒になって飲み、お互いを知り合う機会を作ろう

 

 

 

そう思って親睦会が実現しました!!

 

 

 

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気分もよくなり、普段は寡黙なS様が

フランス国歌を歌ってくださいました(^◇^)

 

 

 

これにはスタッフはもとより娘様も驚かれていました。

 

 

 

職員も一緒になってお寿司を食べたりアルコールを飲む。

考え方によってはもしかしたら常識はずれな会議だったかもしれません。

 

 

しかし、ご本人とご家族が『やってよかったよ。』と笑って帰ってくださればそれでよし。と思っています。

 

 

 

 

 

介護はスタッフがお世話をするだけの関係だとどうしても溝が出来てしまったり、お互い本音で話せなくなってしまいます。

 

 

そういった部分を取り払うために何が出来るか?

今回の企画に限らず、

周りの人間を巻き込んで皆で話し合って良い形が作れればよいなと。

改めてそう感じることが出来た親睦会でした。

 

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